These Happy Golden Years !

"この楽しき日々" 北海道での暮らし、趣味の漫画・アニメ・旅行、そして息子のこと

発達障害(自閉症)にグルテンフリーや糖質制限は効果があるのか?

 f:id:October22yangzi:20170626215039p:plain

 

先日、自閉症の息子さんの治療のために

アメリカでバイオメディカル治療を受けた人の

シビアな本音話を聞いたせいか、自分でも薄々疑問だったせいか。

ここ数日、これまでになく熱心に

バイオメディカル関係を調べたり勉強したりしています

本業(データ分析・リサーチ等)が仇となり、 

毎夜毎夜文献を渡り歩いて、超寝不足にはなりましたが、

色々と知識はたまりました。

自分の見解も含め、これを覚書として残しておきたいと思います。

 

発達障害自閉症)の原因はいくつかの説があり、

私が調べた範囲内ではありますが、

主なものだと下記6つくらいが主かと思われます。

 

1.mTOR暴走

(=オートファジー不足⇒シナプス過剰)

2.グルタミン酸中毒

3.セロトニン不足

4.アセチルコリン不足

5.腸内細菌不良

6.自己免疫疾患

 

ちなみに、ワクチン、葉酸欠乏も有名ですが、

1~6のいずれかに分類されるような気もするので、

抜きました。(これはまあいずれ)

 

個人的には、1に最も注目しています。

 

自閉症の人間の脳がシナプス過多であるのは有名な話。

なぜシナプス過多かというと、mTORが活性され過ぎているため。

近年、このmTORの暴走が、脳が本来持っている

シナプスの刈り込み(間引き)能力が阻害すことが解明されました。

( シナプスの間引き=オートファジー機能)

 

ちなみに、mTOR暴走を止めれることができたマウスは

自閉症様行動がなくなるそうです。

薬剤でシナプスの「刈り込み」回復、自閉症治療に可能性 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

現時点で人間での実験は行われていないのですが、

別の病気をmTOR阻害剤で治療した重度自閉症の幼児が、

治療をスタートしてから半年でIQ40くらいからIQ70弱まで

一気に上がり、てんかん発作の減少や

自閉症症状の改善が見られたようです。

 

なので、これは私の推測になりますが

もしかするとmTOR抑制ができれば

2~4、6あたりも自然と解決するのかもしれません。

 

(このmTOR阻害剤ラパマイシンは副作用が大きく、

現在別疾患の治療や自閉症マウスで実験は行われていますが、

残念ながら自閉症の治療には使われていません。)

 

・・・と、こういった理解が進んでくると、

数ある発達障害治療について考えるところが増えてきます。

 

例えば、食事制限(GFCFや糖質制限など)。

GFCF=グルテンフリー&ガゼインフリー

 

この食事療法、賛否両論あります。

 

色々調べると、個人では「効く」派が多いですが

科学者実験の結果では「GFCFに効果は見られなかった」が多数です。

 

ここからは、色々な論文を読んだ考察になりますが、 

GFCFや糖質制限は、恐らくは上記原因の1(mTOR暴走)の

改善に若干役に立つと思われます。

 

ガゼイン、グルテン、糖質はmTORを活性化させる可能性が

指摘されています。(糖質については証明されている)

つまりこれらを控えれば、mTORが更なる暴走をするのを

防げるため、更なるシナプス過剰を抑えられる、

という可能性があります。

 

ただ、とても長い目で見れば、

成長具合に違いは出る可能性はあると思いますが、

短期間の実験を経た論文で「効果があった」と言うには

程遠いレベルの改善になりそうです。

 

もしも大きな効果があるとするならば

胃腸障害やアレルギー、グルテン不耐性に効果があった、

ということになると思います。

グルテン不耐性については、自閉症様症状が出るらしく

グルテンを除くことができれば相当良くなるらしいですし。

 

(信頼性がある実験で効果があったと言っているものは、

「胃腸障害やアレルギー症状を示す自閉症児童においては

GFCF食事療法は有効である」としてているものもあります。 )

 

ということは、まとめると

 

・食事制限法は、胃腸不良やアレルギー、

 グルテン不耐性などがある場合は恐らく「とても有効」

 

・胃腸不良やアレルギー等がない場合は

 「効果がないとは言い切れない」が

 効果があった、という実感は多分ない

 

 

さて。

 

GFCFと糖質制限

私も息子と数ヶ月試してみました。

 

しかし、大変な割にはほとんど効果は見られず。

多少認知は上がったかもしれない、とは思いましたが

下痢も治らず、食欲不振も改善されず。

多分、アレルギーも胃腸障害もなかったんでしょう。

 

給食や外食に非常に困っていたこともあり

我が家では「グルテン・ガゼインをなるべく避ける」

という緩いものに切り替えました。

 

うちはほとんど効果は見られませんでしたが、

個人的には、GFCFや糖質制限が有効かどうか

試してみる価値はあるように思います。

GFCFは、効果がある人にはありそうですし、

効果が出たら超ラッキーです。

 

世の中には高いお金を出してGFCFが有効かどうか

検査してもらう方法もありますが

どの程度効くかは分からないうえに、結構いい加減です。

(試しましたが、遅延アレルギー検査も正直微妙)

 

確かめるには、少々大変でも私のように、

一度やってみるのが簡単で確実なのかなと思います。

 

資料によると、グルテン・ガゼインフリーの効果は

5週間以内に出るらしいので、まず5週間試してみて、

明らかな変化があれば続ける、そうでなければ

控える程度にする、が良いのではないかと。

 

まあ、多分本当にアレルギーや胃腸不良が原因で

自閉症様症状が出ているのであれば、2週間あたりで

何か変化を感じるとは思いますが。

 

ただし、栄養不足と脱水症状が懸念されるため、

そこは何かで補う工夫は不可欠だと思います。

私も息子も、血液検査で「脱水症状」が出ました。

 

<まとめると>

 

自閉症原因説は色々あるが、個人的には

 mTOR暴走説がコアなんじゃないかと思っている。

 

グルテンフリー、ガゼインフリー、糖質制限

 効果があってもおかしくないし、大きく効果が出る人も

 少数派ではあるが、存在すると思われる

 試す価値はあると思う

 

・食事制限は、お金を使って調べるよりも

 実際に5週間試してみるのがお勧め

 

 

・・・ と、長くなってしまったのでこのへんで。

こんな感じで、調べて思ったことを

ボチボチまとめていこうと思います。