漢方治療スタートから4年半が経過して徒然
漢方治療をスタートして4年半。
最初はおっかなびっくりで始めたこの治療方法も、今では欠かせないものになっています。
治療の詳細と経過は下記をご覧ください。
my-daily-happenings.hatenablog.com
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現在の小学校1年生の息子の状態ですが、
・4月:1日1時間からスタート、午前中で帰ってくる。問題行動あり。
・5月:5時間目まで居るように。まだ慣れず辛そう。問題行動あり。
・6月:大分慣れ、楽しそうに学校に行くように。問題行動減少。
・7月:体調を崩したものの、楽しく通っている。 〃
※問題行動:えんぴつのお尻を噛んだり、消しゴムをボロボロにする等です。
現在、学校で情緒が乱れることも「勉強しない!」と言い出すこともあるようですが、頑張って勉強して帰ってきてます。
勉強の状況はというと。
<国語>
50音は大体OKで、単語は知っていれば読める。
先日、簡単な1歳児向け絵本を音読読破した。
書きは「いぬ」「ねこ」「かさ」「とけい」など簡単な単語は書ける。
<算数>
数に対する概念にやや曖昧さはあるが、10以下の足し算はできる。引き算はまだ。
10以上の数は、「数えられる」「読める」レベル。
「右から2番目、上から3番目」など、「〇番目」は分からない様子。
<その他>
体育に興味を示さないらしく、ブランコで遊びたがるらしい(爆笑)
国語や算数のプリントは出来るが、生活や体育、図工に困難がある感じのようです。
集中力の無さや、飽きっぽさがネックになってる感じだと思います。
" IQがそこそこ高い&自閉度が高い " 子供の典型ではないでしょうか。
親の感想としては、「思ったよりずっと頑張った」という感じです。
かなり成長しましたし、本人も楽しそうです。
特に、行動面の成長は目覚ましく、この4カ月で過去2年分以上の成長を遂げていると思います。
さて、ではそれを支える投薬状況というと。
現時点の投薬状況は下記な感じです。
<漢方>
・大柴胡湯去大黄(大人量+増量)
・抑肝散(大人量)
・必要の応じて他2種類の漢方(1つは少量、1つは必要な時)
<サプリメント>
・5種類
(+グミでビタミン系はとってる)
<西洋薬>
・3種類
漢方は、入学後の問題行動解決のために大柴胡湯を増やしました。
かなり効果があり、座っていられるようになり、情緒が安定したと思います。
他1種類は、量が減っても大丈夫だと分かったため、子供量に減らしました。
そして、もう1種類は、状況に応じて飲んでいます。
これは、毎日飲まなくでも実は効果があると分かったからです。
という訳で、半年前と比べると、「大柴胡湯増量、抑肝散維持、他2種類減薬」になりました。
他、大きな変化としては、サプリメントをかなり減らしました。
減らした理由は、明らかに「サプリ<漢方」だから。
大柴胡湯を増やすために、サプリを減らしました。
ちなみに、減らしても後退なし。
薄々思ってたけど、サプリの効果はほんとうに小さい。
親が毎日注意深く見てる分には「効果がある!」とは思うけど、学校など普通の場所に行くと、その変化は小さすぎてほとんど見えないに等しい。
もちろん大きな効果があるものもありますが、その数は限られており、結果、5種類に落ち着きました。
ちなみに、4月6種類に、5月から5種類にしました。
てんかん等の西洋薬は引き続き続けています。
そして、半年に1回の肝臓と腎臓の数値は、変わらず問題なし。
とまあ、こんな感じです。
しばらくこんな感じでいくと思います。