These Happy Golden Years !

"この楽しき日々" 北海道での暮らし、趣味の漫画・アニメ・旅行、そして息子のこと

療育計画は、人に頼るといいけど任せるとダメなものらしい

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写真は、よく行く公園。

今年は本当に雪が少ないです。

 

年初だ!ということで

今年の息子の療育計画を作りました。

 

作った、と言っても、

私自身は会社の目標設定シートみたいなもんを

サラサラっと書いただけですけど。

 

で、本日。

それを遠方に住む先輩ママに見てもらい、

実行計画を作るサポートをしてもらいました。

 

いやー、本当にスゴイです。

何て言うか、知り尽くしてる。

 

例えば、文字の模写が苦手だという話をすると、

簡単な図形はOKか?視線はOKか?

身体の中心は分かってるか?などなど

「文字の模写」に必要な要素ができてるか、

できなければ、こんなトレーニングがあるよ、

みたいな話がポンポン出てくる。

いやー、本当にスゴイ。

 

普通の子供のように自然にできるようには

ならないけど、引っかかっている小さな部分を

修正しながらやると、確実にできるようになるので

こういうアドバイスは本当に貴重です。

 

アメリカあたりだと、こうした方法論的なものを

体系化して誰にでも会得できるようにした

ABAが広まっているようです。

アメリカでは発達障害と認定されると

かなり長時間のセラピーが公費で受けれるそうで、

逆に考えると、セラピストが大量に必要で、

それを早急にトレーニングする必要がるということ。

なので、ABAみたいなフレームが開発されて広まったのは必然なのかもしれません。

 

ただ、NY在住のママ友によると、日本人のお母さんは

ABAを「エサやり療育」みたいな感じで嫌う人が多いそうです。

まあ、これは文化の差かな。

アメリカとかって、チップの文化だから

ご褒美をあげることに抵抗がないんだと思う。

私も向こうの学校のご褒美文化にちょっとびっくりしたもんね。

 

と、話はそれましたが、先輩のお陰で

とても良い実行計画が出来上がりました。

 

先輩ありがとう!

イクラとタラコ、送るからね!

 

ちなみに、

療育園でも、担当の先生が作ってくれてるのですが、

基本的に、私が作るものの簡易版になっています。

 

というのも、発達に心配のある子供の

「あるある」だと思うのですが、

家でできることと、外でできることの乖離が大きいからです。

 

なので、家庭訪問で担任が来ると、びっくりされます。

えー!こんなこともできるのね!みたいな。

 

ちなみに、うちの息子は家では身の周りのことは

90%以上は自力行えますが、園では60%くらいらしく、

「ちゃんと身の回りのことができるようになる」

的な目標を提案されたりします。

 

まあ、外でできなきゃ意味ないんで、

60%というのが息子の実力。

90%というのが潜在能力。

というところなんでしょうけど。

 

ちなみに、感覚的に家と外でできることの

タイムラグは3~6ヶ月くらい。

(オムツ。家では3歳6ヶ月には取れていたけど

外でも完璧に取れたのは3歳11ヶ月くらい。)

 

という感じなので、

療育の担任の先生に療育計画を作ってもらうと

どうしても家でできることより簡単な目標の

設定になってしまうので、裏計画書ということ

家での実力に合う療育計画が必要になります。

 

最初の1年くらいは思いつきで

パズルとかカードをやっていたんですが、

計画書を作ると、進み方がかなり違います。

 

さて、良い計画書もできたし、

まずは最初の3ヶ月、がんばってみようっと。