These Happy Golden Years !

"この楽しき日々" 北海道での暮らし、趣味の漫画・アニメ・旅行、そして息子のこと

漢方治療スタートから4年半が経過して徒然

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漢方治療をスタートして4年半。

最初はおっかなびっくりで始めたこの治療方法も、今では欠かせないものになっています。

 

治療の詳細と経過は下記をご覧ください。

my-daily-happenings.hatenablog.com


 

my-daily-happenings.hatenablog.com

 

現在の小学校1年生の息子の状態ですが、

 

・4月:1日1時間からスタート、午前中で帰ってくる。問題行動あり。

・5月:5時間目まで居るように。まだ慣れず辛そう。問題行動あり。

・6月:大分慣れ、楽しそうに学校に行くように。問題行動減少。

・7月:体調を崩したものの、楽しく通っている。 〃

※問題行動:えんぴつのお尻を噛んだり、消しゴムをボロボロにする等です。

 

現在、学校で情緒が乱れることも「勉強しない!」と言い出すこともあるようですが、頑張って勉強して帰ってきてます。

勉強の状況はというと。

 

<国語>

50音は大体OKで、単語は知っていれば読める。

先日、簡単な1歳児向け絵本を音読読破した。

書きは「いぬ」「ねこ」「かさ」「とけい」など簡単な単語は書ける。

 

<算数>

数に対する概念にやや曖昧さはあるが、10以下の足し算はできる。引き算はまだ。

10以上の数は、「数えられる」「読める」レベル。

「右から2番目、上から3番目」など、「〇番目」は分からない様子。

 

<その他>

体育に興味を示さないらしく、ブランコで遊びたがるらしい(爆笑)

 

国語や算数のプリントは出来るが、生活や体育、図工に困難がある感じのようです。

集中力の無さや、飽きっぽさがネックになってる感じだと思います。

" IQがそこそこ高い&自閉度が高い " 子供の典型ではないでしょうか。

 

親の感想としては、「思ったよりずっと頑張った」という感じです。

かなり成長しましたし、本人も楽しそうです。

特に、行動面の成長は目覚ましく、この4カ月で過去2年分以上の成長を遂げていると思います。

 

さて、ではそれを支える投薬状況というと。

現時点の投薬状況は下記な感じです。

 

<漢方>

・大柴胡湯去大黄(大人量+増量)

・抑肝散(大人量)

・必要の応じて他2種類の漢方(1つは少量、1つは必要な時)

 

サプリメント

・5種類

(+グミでビタミン系はとってる)

 

<西洋薬>

・3種類

 

漢方は、入学後の問題行動解決のために大柴胡湯を増やしました。

かなり効果があり、座っていられるようになり、情緒が安定したと思います。

他1種類は、量が減っても大丈夫だと分かったため、子供量に減らしました。

そして、もう1種類は、状況に応じて飲んでいます。

これは、毎日飲まなくでも実は効果があると分かったからです。

という訳で、半年前と比べると、「大柴胡湯増量、抑肝散維持、他2種類減薬」になりました。

 

他、大きな変化としては、サプリメントをかなり減らしました。

減らした理由は、明らかに「サプリ<漢方」だから。

大柴胡湯を増やすために、サプリを減らしました。

ちなみに、減らしても後退なし。

 

薄々思ってたけど、サプリの効果はほんとうに小さい。

親が毎日注意深く見てる分には「効果がある!」とは思うけど、学校など普通の場所に行くと、その変化は小さすぎてほとんど見えないに等しい。

もちろん大きな効果があるものもありますが、その数は限られており、結果、5種類に落ち着きました。

 

ちなみに、4月6種類に、5月から5種類にしました。

てんかん等の西洋薬は引き続き続けています。

そして、半年に1回の肝臓と腎臓の数値は、変わらず問題なし。

 

とまあ、こんな感じです。

 

しばらくこんな感じでいくと思います。

 

 

 

 

発達障害関係のコメントについて(2)

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息子の卒園式やら入学準備でバタバタしていたら、

コメントをいっぱいもらっておりました。

 

全部に返信は無理ですが、出来る限りお答えしようと思います。

 

まず、息子の治療についてですが、日本国内での治療のみです。

渡米をしておりません。

 

渡米をしなかった理由ですが、過去、渡米治療をして痛い目にあった人を見たことがあり、どうも躊躇してしまった、というのが大きいです。

 

その人は、病気は違ったのですが、日本で投薬してもらえない薬があるということで、渡米して有名なお医者さんに診てもらっていたようです。

しかし、その薬が長期投与の実績がなかったらしく、何年か後に、かなり重い副作用になってしまいました。

その時、アメリカの医者には「こちらに来ないなら日本の病院に行け」と言われ、日本の病院でも治療実績がなかったため、かなりたらい回しされていました。

 

アメリカ在住の友人に、アメリカで自閉症治療に使う薬を教えてもらったのですが、何点かを除いて、どれも幼児に対して長期投与の実績がないものばかりでした。

それで、どうかなあ、と思っちゃったんですよね。

 

それでも、もしも良くなるなら、と迷っている期間はありました。

でも、渡米したお子さんでも、そこまで成果が出ないお子さんもたくさんいる、ということと、日本国内のみの治療でも、大きな成果を上げているお子さんもいっぱいいる、ということを知ったため、渡米するのは止めました。

 

ちなみに、飲んでいる薬ですが、長期投与の実績があるものみ、国内で出してもらっています。

私は、国内にきちんと病院を構えているお医者さんにかかりたいと思う派みたいです。

 

あと、漢方は大柴胡湯去大黄、抑肝散をベースに飲んでいます。

詳しくは下記を読んでください。



都内の病院の場所や、処方箋を公開して欲しいと言うコメントもあったのですが、都内の病院については私の友人の情報、処方箋は息子の個人情報なので、すみませんがお答え&公開できません。

 

その他、サプリの購入場所ですが、私はもっぱらアイハーブか、Amazon.comでの輸入代行です。

特に輸入代行は便利です。

息子がメインに飲んでいるサプリが、日本で購入すると2万円近いのですが、Amazon.comでは3千円ほどで売っています。

そこで、輸入代行でまとめ買いすると、1本4千円ほどで買える上に、税金もかかりません。

国内で高いサプリを買っている方には、かなりお勧めの方法です。

 

あと、療育は、この4年間。

毎日30分はやっています。

今思うと、漢方が起爆剤となり、毎日の療育が成長の鍵になったんじゃないかと思います。

 

この情報が、何かのお役に立てれば幸いです。

 

 

K式発達検査(7回目)は、成長というか飛躍

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写真は洞爺湖町のあぷた道の駅から。

 

10月から息子の発達が目覚ましい。

というか、情緒面とかコミュ力だけで見たら

この2カ月で3年分くらい発達してる気がする。

 

そんな中、7回目のK式発達検査を受けました。

今回は、いつも受けている病院ではなく

書類作成の関係から認定施設です。

 

コミュ力も上がってるし、賢くなってるけど

試験管もいつもと違うし、場所も慣れないから・・・

と、あんまり期待せずに気楽に受けたのですが、

あまりの出来の良さに思わず口が空いてしまいました。

 

ちなみに、一般的なDQの考え方は下記です。

 

85~  遅れなし

70~85 境界線

50~70 軽度知的障害

35~50 中度知的障害

20~35 重度知的障害

 

2歳半の時点で、我が息子は

認知・言語・総合共に重度知的障害の位置にいました。

3歳で重度を抜け出し、5歳にようやく軽度。

そして、前回、6歳1か月の結果が

認知:80台後半、言語:60台前半、総合:70台前半

の、境界線。

 

そして、6歳5か月の今回。

認知:90台後半、言語:70台前半、総合:80台前半

驚きのあと一歩で「遅れなし」のギリギリ境界線。

 

・・・

検査を受けた場所とかの違いはあるけど

4カ月で全分野で10以上伸びるって、

成長というより飛躍じゃない?

言語は発語に課題はありまくりだけど

聞く分にはほぼ全部分かってる感じでした。

 

その他、ここ2カ月での変化は、

 

【表情】

笑ったりはするが、基本何となく無表情。

恥ずかしがる、ドヤ顔をする、

ごまかす、照れる、など感情がすごく豊かに。

 

【挨拶】

目は見ないで小さい声で挨拶。

他人の場合は無視が多い。

目を見てにっこりと笑顔、大きな声で挨拶。

マンションの住人に「元気ねえ」と言われるまでに。

 

【遊び】

基本1人遊び、たまにパズルなど静かな遊び。

人と一緒に遊ぶことに興味なし。

パパと鬼ごっこ、かくれんぼ。

とにかく人と遊びたがる

 

【情緒】

2日に1回くらい気に入らないことがあると癇癪を起す。

5日に1回くらい急に泣き出す(理由は不明)。

嫌そうな顔はするが、癇癪を起すまで至らず、

最後に癇癪を起したのは多分3週間前くらい。

急に泣き出すこともなくなった。

 

【運動】

悪くはないが、どこかバランスが悪い。

基本的に低緊張、運動神経はイマイチ。

歩き姿、座り姿がピシッとしている。

片足立やケンケンパーなど問題なくできるように。

 

【食事】

かなり偏食、給食はほとんど手をつけない

家でも食べるは食べるが、量は多くない

ここ2週間、給食をほぼ毎日完食

家ではおかわりを要求、とてもよく食べる

 

書いてみると本当にスゴイ。

いや、ホント凄すぎる!

 

なんだけど・・・。

実は原因がハッキリ分かってないんだよね・・・。

 

この発達期が到来したとき、主に3つの変化は

1、担任の先生が替わったこと。

2、お茶を沸かすときに鉄卵を入れるようにしたこと。

3、漢方を増やしてサプリメントを減らしたこと。

 

2つ目は、途中でやめてみたけど発達は継続したので

多分関係ないだろうということが分かりました。

 

1つ目はとても大きかったけど、担任が替わったくらいで

ここまで大きく跳躍するってことはないと思われる。

 

飲んでる処方薬はそのまま。

食事は結構適当で、がゼインは止めてるけど

グルテンはなるべく控えるレベル。

(たまにパンとか普通に食べる)

漢方の関係もあり、DPP4入りの消化酵素は飲んでるけど

これも以前と変わらず。

その他の食事制限も特にしておらず。

 

化学調味料は控えてはいるけど、外食では気にしてない。

たまにマックのドライブスルーで体に悪そうな

ハッピーセットを食べたりもしてる。

ここも前と全く一緒。

 

主治医も病院も変わらず、療育内容も変わらず。

 

てことは、やっぱり、

漢方を増やしてサプリメントを減らしたこと

なのだろうか。

 

先輩ママ友達に意見を求めてみたところ、

サプリを止めたら伸びたという経験がある人が結構いた。

ちょっと驚いたのは、在米で有名な医師指導のもと

サプリを摂取していた人もそこに含まれていたこと。

体質なんて人それぞれだから何がどう作用するか

分からない部分もあるってことなんだろうけど。

 

あと、飲んでいる漢方の中に、葉酸欠乏症に効く

漢方があるんじゃないの?という指摘を受けた。

今回の息子の改善の方向性が葉酸欠乏改善に使う

注射を打った時とよく似ているそうな。

 

現在、活性葉酸製剤は経口で摂取しているけれど

在米のママ友曰く、圧倒的に注射の方が効くらしい。

 

確かに言われてみれば、活性葉酸製剤スタート時も

こんな感じで改善したような気もする。

まあ、改善のレベルは断然今の方が上だけど。

 

と、いう訳で、現時点での予想としては、

 

1.以前の担任の先生との相性が最悪過ぎたが

2.今の担任の先生と相性が最高で、伸び始め

3.飲み合わせの悪かったサプリメントを中止して更に伸び

4.合う漢方を増やしたことで飛躍した

 

みたいな感じ・・・かな?

 

理由はよく分からないし、考えていかないといけないけど

何はともあれ、良かった良かった。本当に。

療育4年目にして、ようやく花が開いたー!

って感じがして、思わず呆けてしまった。

 

ただ、スコアは上がったし、知的にも改善したけど

まだまだ凸凹はたくさんあるし、

何より言葉が非常につたない。

とても普通級でやっていけるレベルではないし、

色々な人の手助けや配慮が必要な状態だと思う。

 

でもまあ、これからまだまだ伸びてくれそうだし

ちょっと安心したかな。

小学校入学まであと4カ月だけど

子供の4カ月って長いしね!

 

とまあ、7回目はこんな感じ。

点数に意味はないけど、お陰で良い年末が過ごせそうです。

 

 

どうやらハイパー成長期が到来したらしい

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写真は先週の札幌。イチョウが散り始めてます。

今週末は雪らしいので、とうとう冬の到来です。

 

「息子の担任の先生が替わってようやく落ち着いた」

みたいなブログを書いてから、約1か月。

息子が驚異的なスピードで伸び続けています。

 

まず視線。

元は目が全く合わなかった息子。

治療や療育の結果、何とか合うようになったとはいえ、

普通の子供よりは合いにくい状況が続いていました。

 

また、挨拶が苦手で、声をかけられても

60%無視、40%下を向いて小さな声で挨拶。

ご飯中、「おいしい?」と聞くと、

下を見て、小さな声で「おいしい」。

 

とにかく控えめ。声が小さい。1人が好き。

・・・というのが、1か月半前。

 

 しかし、今や目を見てにっこり笑って大きな声でご挨拶。

無視とか2週間くらい見てないです。

そして、驚くべきは、これが他人にもできること。

マンションの下で住人のおばさんに

目を見て元気よく挨拶できた時

涙が出るくらいメチャメチャ感動しました。

 

あと、自発的にご飯中こちらを見つめてきては、

にっこり笑って「おいしいね」と言う。

これは、療育園でも先生にやってるらしい。 

 

遊びも、1人で遊んでいること80%

20%は一緒にパズルなど静的遊びだったのが、

今や強引にパパを誘って強制鬼ごっこ

私にも一緒に歌え、手遊びに付き合えと

うるさいくらいアプローチ。 

走り回って大声で笑って、うるさいうるさい。

実に子供らしい。 

 

・・・てか、こうやって書いてみると改めてスゴイ。

別人じゃないの?というくらいの変化。

 

で、このパイパー成長期の原因なんだけど、

変えたり変わったりしたことと言えば、下記3つ。

 

1.担任の先生が替わった(1か月半前)

2.鉄卵を使い始めた(1か月前)

3.漢方構成を変えてサプリメントを減らした(1か月前)

 

1は先日書いた通り。

2,3を始める前に1で随分変化があったので、

1には確実に一定の効果があったと思う。

 

2は、どちらかというと私向けだったんだけど

それで作ったルイボスティーを息子も飲んでいました。

でも、鉄分がしみだしているって言っても微妙だろうから

多分、本命は3かな。

 

3は、抑肝散の量はそのままで

大柴胡湯ともう1つの漢方の量を増やし、

それを機に飲んでいたサプリメント

13種類⇒8種類に減らしました。

 

飯田先生著の「自閉症は漢方でよくなる!」

を読むと、大柴胡湯を増やして一気に良くなった

子供がいるらしいので、もしかすると

うちの息子にも増量が合っていたのかもしれない。

 

また、ママ友達にこの話をしたところ、

サプリメントを減らすと良くなることがあるらしい。

 

まあ、確かにサプリメント14種類って

ちょっと多すぎたよね。

1つ1つは良くても、長期間まとめて見続けると

良くない効果が出てたってことかもしれない。

 

しかし、日本の健康保険ってすごいよねえ。

今回、「漢方が増えてサプリメントが減った」結果、

月あたりかかるお金が3割近く減った。

サプリメントは健康保険が効かないから高いんだと

今回改めて思いました。

出ていくお金は減って、息子は成長するなんて

未だかつてない大成功!

 

とまあ、こんな感じで伸びてます。

がんばれがんばれ!

この調子でどんどん伸びるんだ!

 

 

 

担任の先生が変わってやっと落ち着いた件

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10月から息子の担任の先生が変わりました。

いや~、ようやくって感じです。

 

実は、ここ半年ほどこの担任の先生と

色々とトラブっておりました。

 

酷かったのは、園内で2回も病院に行くレベルのケガを

2回してきたこと。

(ちなみに、生まれて6年、ここまでのケガはそれまで1度もナシ。)

 

ケガをしてきたこと自体は仕方ないとしても、

最悪だったのが、1回目は謝罪一切なし

1回目2回目共に今後の対応策一切なし。

そして、もっと酷かったのは、様々なトラブルを

息子のせいにして「自分は悪くない」的な発言と態度。

 

まあね。元を正せば障害を持って生まれてきた息子が

全て悪いんでしょうけど。

でも、40歳過ぎの療育施設の保育士が5歳の障害児に

その責任を問うのか、ってとこですよ。

 

もちろん療育に関する知識もないから

余計なことばかりして、一時文字が書けなくなったり

数を数えられなくなったり、ホント2度手間3度手間を

かけさせられました。

 

こっちもかなりクレームは入れたんだけど

言っても通じない、言っても分からない。

挙句の果てに「私は一生懸命やっているのに

お母さんは分かってくれない」と電話口で泣く、みたいな。

 

責任者に話をしても何か通じないし

もう無理です、2回ケガとかありえません!ってことで

先生を変えてもらって、1か月。

崩れることもなく毎日楽しそうに通っており、

(前は崩れまくって嫌々通っていた)

できることもどんどん増えています。

 

あと、良い意味で「ごめんなさい」を言わなくなった。

前は、ちょっと失敗するとすぐに顔色を窺って

「ごめんなさい」と言ってきていたのが、

失敗しても「てへ」って顔を笑うようになった。

 

・・・前どんな悲惨な目にあってたんだよ。

って本気で思いました。

 

こんな感じなので、息子も毎日穏やかに過ごしており、

認知面で再び大きく伸び始めた感じがあります。

そして、私もやっと気持ちを落ち着けて

療育生活を送れる環境になりまりました。

 

いやー、担任の先生1人でこんなに違うのね。

こうなってくると、小学校の先生が気になるところだけど

流石にここまでヒドイ人は少数派だと思うんだよね。

 

ま、小学校入学まであと5か月。

担任の先生が良いことを祈りつつ、療育を進めていこうっと。

 

 

漢方治療のコメントについて

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先日、自閉症の漢方治療の記事を書いたところ

コメントを多数頂きました。

基本的にコメント欄はアニメ漫画関係のために

オープンにしているので、表示はさせませんが、

何かの役に立てばと

一応回答めいたものを書いてみようと思います。

 

ただし、「うちの息子の場合」であり、

万人に当てはまるものではないので、そこはお含みおきを。

 

まず、摂取量ですが、基本的に大柴胡湯去大黄と

抑肝散を大人量で1日2回飲んでいます。

 

処方は地元の小児科の先生にお願いしており、

いきなりこの量を処方してもらいました。

 

この先生は、以前飯田先生から処方依頼を受け

処方していたところ、とても効果があると感じ、

以来、同じ処方を行っているとのことでした。

 

ちなみに、質問で「飲んでいた人の子供が

副作用の肌荒れを起こしたのですが、本当に副作用は

なかったのか?」というのがありましたが

うちも肌荒れのようなものを起こしたことがありました。

で、それを先生に相談したところ、

「それだけサプリメントを飲んでいたらある意味当たり前。

サプリメントを減らして、肝臓に良いハーブを飲みましょう。」

と言われました。

当時、サプリメントを10種類以上飲んでおり、

体への負担が大きかったようです。

サプリを減らしてハーブを飲み始めたところ、肌荒れは収まり、

以来3年以上、肌荒れは起こしていません。

なので、他の薬やサプリを飲んでいる場合は、量や

飲み合わせを確認した方が良いと思います。

 

他、飲ませ方はお湯に溶かしたものを

冷まして一気しています。

飲み終わるとお菓子がもらえるので、

結構がんばって飲んでます。

 

タイミングは朝起きてから1回。

夜ご飯の前に1回です。

基本空腹時ですが、あまり拘ってません。

 

他、うちの息子の場合ですが、

小麦粉の入った漢方薬がとても合ったため

DPP4が入った消化酵素を混ぜて飲ませてます。

グルテンフリーはなんちゃってしかしてませんが、

さすがに毎日2回なので、こんな対策を採ってます。

 

こんなところでしょうか。

その他、色々詳しくは下記をご覧ください。

 

my-daily-happenings.hatenablog.com

 

 

漢方治療スタートから3年9か月が経過して徒然

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飯田方式の漢方治療をスタートして

早いもので3年9か月が経過しました。

 

漢方を飲んだ期間=治療期間なので

療育を初めて約4年。

時間が経つのはとても早い。

 

ちなみに、飯田方式の漢方治療については

自閉症は漢方でよくなる」という本が

Amazonなんかで売ってます。

あと、2年半目時点の漢方治療については下記です。

 

 

 

今現在はというと、基本となるベースは

大柴胡湯去大黄と抑肝散の大人量。

他に、2種類ほど準大人量で飲んでいます。

配合的には、これで落ち着いたかなあ、という感じです。

 

量も色々調整してみたのですが、ベースの2種類の

量を落とすと効果がガクッと落ちるので、

これもまあ確定かな。

約4年かけてようやく最終配合と量に辿り着いた感じです。

 

で。

飯田先生曰く、漢方は何年か飲み続ければ

飲まなくても良くなる可能性がある、とのこと。

 

なので、先日、「約4年も経ったし、やってみよう!」

と、止めてみたのですが、1週間くらいで悪化しました。

 

ちなみに、漢方治療はかなり即効性があり、

睡眠や排便、情緒の安定については即日効果が見られます。

で、そのあと言語や行動がジワジワ改善されて、

3か月後くらいには効果の底が見える感じになります。

 

また、漢方で症状が改善されていた時に学んだこと、

例えば平仮名だったり算数だったりは、定着していれば

漢方を飲むのを止めても出来なくなったりはしません。

 

今回止めてみて、元に戻ったのは即効性の部分で、

その後のジワジワと3か月かけて改善した部分や

勉強して身についた内容については後退は見られませんでした。

 

・・・と、色々と総合して考えるに、

これからあと何年かは漢方を飲み続けて

その効果の下、様々なことを学び、身に着けていき、

いつか症状が落ち着いてきてから、飲むのを止めていくことになるのかな?

 

あとは、飲む回数も色々試したんだけど、

1日3回よりも2回の方が効果が高いという意外な結果に。

原因を調べてみたんだけど、どうやら最も効果があると

思われる成分の半減期が12時間くらいらしく、

1日2回で全然良いみたい。

むしろ2回の方が血中濃度が上がるから良いくらいなのかも。

(素人の勝手な予想)

 

と、漢方については配合・量・飲み方が固まり

ここから肝臓や腎臓の数値を定期的に見ながら

継続的に投与していくのかな、という感じです。

 

あとは・・・。

漢方の主治医の高齢問題が今結構不安かな。(笑)

多分70歳近いと思うんだよね・・・。

この種類の漢方薬を大人量出してくれる先生って

なかなかいないから、先生が引退したらと思うと超不安。

今のうちに探しとかなきゃとは思うんだけど

治療コミュの方曰く、都内でも2か所くらいしかないそうな。

・・ってことは、況や北海道。

 

とまあ、3年9か月時点ではこんな感じです。

 

 

息子の成長は運じゃないと思うけど、運もあると思う件

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先日、北海道の2名のママ友とお茶しました。

 

このお2人は漢方治療とバイオメドの先輩ママ友です。

北海道は広いので住んでいる場所は離れているのですが、

たまに会って情報交換したりしています。

 

今回は、バイオメド先輩のママ友が、

転勤族の旦那さんのアメリカ転勤が決まったとのことで

ちょっと早い送別会第1回目(笑)。

この方は数年前までアメリカ在住で

現地でお子さんの治療をしていたのもあり、

アメリカに帰れば通いやすくなる!と、凄く喜んでました。

本人たちには好ましい転勤みたいで良かった良かった。

 

お互い近況を話す中で、うちの息子の成長について

おめでとう。がんばったね。と言ってもらえました。

私や息子の努力について、人にはほとんど言っていないので、

努力を知ってる人から褒められると凄く嬉しい。

 

ちなみに、何も知らない人からは

「あれだけ重度だったのに、

すごい伸びたね~。運が良かったね~。」

と、言われます。

 

言われる度に「運な訳ないじゃん」

と思っていたのですが、最近、

「もしかして運かも?」と思ってきました。

 

というのは、私は息子の発達が心配だと分かってすぐ

今入っているライングループに入れてもらったからです。

 

このライングループには

日米在住の方がいるのですが、

主治医がほとんど被ってない=治療方法がみんな違うので、

あらゆる治療方法の話が聞け、本当に参考になりました。

重度の時は、重度の得意な先生の治療法の話を聞き、

軽度になってからは、軽度が得意な先生の治療法を聞き。

漢方治療の主治医も紹介してもらい、

情報には本当に恵まれました。

 

このライングループに入っていなかったとしても

何らかの治療を行っていたとは思うのですが、

1人では医師の数はせいぜい2,3人。

当たり前だけど、先生にも得意不得意分野があるから

もしかすると、偏った治療方法をしていたかもしれない。

あと、渡米しなければ先生の国籍も日本のみだっただろうし。

 

ここまで多面的にアプローチできたのは、

みんなの惜しみない情報供給と優しさのお陰だと思ってます。

 

というわけで、「運じゃないよ」と言いつつ、

実はこの上ない運に恵まれたんじゃないか、と思う今日この頃。

 

まあ、最近、私は果たしてメンバーから受け取った

情報に見合うだけの貢献ができているのかしら、

と、心配になったりもしますけど。(笑)

 

小学校入学まであと8ヶ月。

このまま運に乗って、のんびりと色々やってみたいと思います。

 

発達障害系の記事コメントについて

 

久々にブログを開けたところ、コメントが!

こんな辺境の地みたいなところで細々とやってる

ブログを皆さんどうやって見つけているのかしら・・・。

 

して、発達障害関係のコメントについてですが

申し訳ないのですが、コメントは今後受け付けないことに

しようかと思っております。

 

というのは、意味不明なことが続いておりまして。

 

代表的なのは下記の記事へのコメントです。

(コメント自体は掲載はしてません)

発達障害治療のための渡米は蜜の香りがするけれど - These Happy Golden Years !

 

この内容がどうやらあまり好ましく思わない方が多いらしく、

これまで複数回攻撃的なコメントを頂いています。

 

まあ、コメントだけなら別に大した話じゃないのですが、

問題は、そのコメントをしてきている複数人が

同じハンドルネームを使っている、というところです。

 

このハンドルネームは、アメリカ在住のブロガーさんのもので、

そうなると、当然アクセル元はアメリカなはず。

 

しかし、GoogleWeb分析ツールで

アクセス元を見てみると、1つを除き、

東京、大阪などアメリカじゃない場所から書き込まれている。

その1つも、知識も日本語も微妙過ぎ。

あと、ちょっと宗教めいた話を書かれたり。

1人2役な感じでよく分からないコメントを書かれたり。

記名でアホなことを書き込む訳もないので

本物はいないんじゃないかというのが私の推測。

 

私は声を大にして言いたい!

ツール分析すれば、なりすましとか自作自演とか

簡単に分かるんですよ!

 

という訳で、トラブルの香りしかしないので

コメント欄を全部閉じることも考えたんですが、

アニメ漫画系のコメントはすごく嬉しいし大歓迎なんです。

 

なので、アニメ漫画系以外のコメントは

基本、見なかったことにさせてもらうことにしました!

 

コメントを頂いて恐縮なのですが、ご理解下さい。

 

  

K式発達検査(6回目)の結果が良すぎて迷子になってきた

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先日、第6回目のK式発達検査がありました。

うちの息子も来年小学校進学なので、

進路を決める上で、割と重要な位置づけの今回。

 

テスト当日、息子は体調を崩しており

取り組み姿勢はかなり微妙。

ただ、その割にはテストはキッチリこなし、

親もビックリするような問題に正解したりして

「もしかして、結果かなり良いんじゃん?」

と思っていたら、本当に良かったんですよ、これが。

 

ちなみに、あくまで目安ですが、一般的には下記と言われています。

DQとIQでは違いますが、まあ大体目安として)

85~  遅れなし

70~85 境界線

50~70 軽度知的障害

35~50 中度知的障害

20~35 重度知的障害

 

2歳半の時点で、我が息子は重度の位置にいました。

そこから中度に行くのは早かったのですが、

中度から軽度になかなか行けず、

軽度からもなかなか抜け出せずにいました。

 

そして今回、驚くべきことに下記のような結果になりました。

 

認知:遅れなし

言語:軽度

総合:境界線

 

いやー、びっくりした。

私もびっくりしたけど、先生もびっくり。

先生曰く

「ここまで数字が出ていて、テストの時くらい

課題に取り組めているのなら、

養護学校は考えなくて良いでしょう」

 

とのこと。

3年前に養護学校がほぼ確定していた息子にとっては

驚くような結果になりました。

 

が!

 

いやー・・・どうなんだろう。

と、親としては思っています。

 

もともと軽度の子供と違って、

うちの息子、薬と努力でこの数字な訳であって

言葉の出方等に明らかな差があります。

 

支援級に入れたらいけるかもしれないけど

情緒とか総合力的には結構キツイのでは。。。

 

それは夫も同じ意見で、

どうも普通小学校でみんなに混じって

何かしている息子が想像つかない、と。

これには私も同様の意見なんだよねー・・・。

 

まあ、来週小学校の支援級を見学に行くので

それでまた考えることになるのですが、

今の状態だと、心配ばかりが先に来るというか。

 

結果が良かったのは物凄くビックリしたし

嬉しかったけど、まさか良すぎて悩むとは思わなかった。

 

こういうのって難しいよなあ。