These Happy Golden Years !

"この楽しき日々" 北海道での暮らし、趣味の漫画・アニメ・旅行、そして息子のこと

発達障害(自閉症)の治療系のコメント質問について

夏は妙に忙しくて更新が空いてしまいました。

 

発達障害系の記事を書いているせいか、

久々にブログにログインしてみたところ、

コメントで下記のような質問を結構な件数受けていました。

 

・息子さんは治ったんですか?

サプリメントは何がお勧めですか?

・漢方は何がお勧めですか?

 

で、件数が多いので、記事でまとめて回答しちゃことにしました。

それぞれ返答できなくてすみません。m(_ _)m

 

まず、息子は治ったのか?についてですが

というか、うちの場合は「治る」というのは目標にしていない感じです。

 

色々勉強してみて思うに、

人間誰しも発達障害の傾向があり、

 

・生活に支障があるか?ないか?

・治療が必要か?必要ではないか?

 

で、生活に支障があって治療が必要であれば

発達障害」という呼び方をするのだと思います。

 

「足が遅くても障害ではないけど

歩くのに困難があれば障害になる」

というのと似てるのかな。

 

なので、私が息子の療育で目指しているのは

「治る」ではなく、

「日常生活に差支えがなくなり、治療の必要がなくなった」になります。

 

サプリメントについてですが、

「過度な期待しない」「増えすぎないように気をつける」

の2点を前提にすることをお勧めします。

 

多分、色々な方のブログでサプリメントが効くという

記事を読まれて希望を見出されていると思うのですが、

よく読んで欲しいのは、その1年後の状態です。

 

サプリメントを飲む体質に合えば良くなったように感じますが、

1年後にもう1度振り返ると、

「飲まないよりマシ」

という程度の効き目だったと分かることが多いです。 

 

今まで私もで息子様々なサプリメントを試しましたが、

3年目に振り返ると、効き目はせいぜい5%程度です。

本当に効くのは漢方または処方薬です。

 

また、そうしたブログを読んでいると分かると思いますが

サプリの種類がどんどん増えている場合が多いです。

医師の指導があると増え方が少ないですが、それでも増えています。

 

私も体験しましたが、少しでも効いてしまうと欲が出て

「もっと良くなるんじゃないか、もっと良くなるんじゃないか」

と、サプリの種類や量をどんどん増やしてしまうのです。

そして、私の場合は肝機能の数値がスゴイことに・・・。

 

「高品質なサプリなら大丈夫」的な記事も読みますが

当時私が摂取していたのは、アメリカでドクターズサプリとして

有名な高品質・高額サプリメントです。

なので、高品質だからといって大丈夫ということは

多分ないんだろうなと思います。

 

まあ、私のこの失敗により、息子には超慎重になっているので

結果オーライ?かもしれませんが。 

 

それと、焦ってどんどん種類を増やしてしまって

ふと気が付くと凄い種類数になっていて、

どれが効いているのかも分からない・・・

というも、あるあるなのかなと。

 

なので、試すのならば、期待しすぎず、慎重に

少しづつ効くか確かめつつ増やしていくか

国内外の専門医に見てもらうことをお勧めします。

 

で、サプリで何がお勧めかと言われると

専門家ではないので非常に困るのですが、

私と息子の体験から思うに、

 

Lカルノシン

Lアセチルカルニチン

キレートMg

ビタミンD

亜鉛

コリン系

フェルラ酸

ビタミンB群(全メチル化)

マリアアザミ

5HTP 

DHA/EPA

 

あたりは試す価値があるのかな、と思います。

それぞれの大体の効用については下記を参照下さい。

my-daily-happenings.hatenablog.com

 

漢方ですが、基本は

大柴胡湯+抑肝散の大人量です。

(下痢の場合は大柴胡湯去大黄)

 

漢方薬局や普通の漢方医に相談すると

まず大柴胡湯を処方してもらえません。

(証が違うとか、普通大柴胡湯は処方しないと言われる)

替わりに別の漢方を勧められますが、

まずは、大柴胡湯+抑肝散に拘った方が良いと思います。

また、量が子供量だと、本来の効果が実感できません。

大人量、というところがポイントです。

 

なので、お勧めは一度この2つを市販で購入して試し、

合うようなら処方してくれる医師を探せば良いのかなと。

詳しくは下記をご覧ください。

my-daily-happenings.hatenablog.com

 

ちなみに、甘麦大棗湯をベースにする場合もあり、

女の子に効く場合があるそうです。

 

というところです。

ご参考になれば!

 

個人的な知識や経験による記事なので、

試す場合は、医師の指導やご本人の責任でお願いしますね!