These Happy Golden Years !

"この楽しき日々" 北海道での暮らし、趣味の漫画・アニメ・旅行、そして息子のこと

5回目のK式発達検査

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先日、K式発達検査を受けて結果をもらいました。

 

今回は5回目。

1回目が2歳4ヶ月なので、長い付き合いです。

 

前回は、取り組む姿勢が悪すぎて

結果よりもそこが大問題だったのですが、

今回は取り組みの姿勢は、比前回200%UP。

途中ちょっと飽きて1回休憩を取ったくらいで

後は真面目に取り組めました。

(ちなみに、試験は大体30~40分くらい)

 

さて、結果ですが、グラフにするとこんな感じ。↓

横軸ぼかすためいじってあるので意味がありません。

 

テストの結果や数字に意味があるとは思わないけど、

伸び率的なものの参考にするには、とても便利です。

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2回目は1回目の4ヵ月後。

他は大体7ヶ月~12ヶ月ほど空いています。

 

1回目が重度判定だったのもありますが、

治療と療育を本気でスタートさせてから

とても順調に伸びました。

1回目と比較すると、5回目のDQ値は

1回目の大体2~3倍くらい。

 

特に1回目~4回目(2歳前半~4歳後半)伸びました。

 

ここは、漢方の最適配合が分かったくらいで、

恐らく潜在能力の活用土台が整ったんだと思います。

また、療育の形が整ったのもこのへん。

低年齢のうちに合う療法を見つけて

根気よく続けたのが良かったのかな。

 

で、今回の5回目。

取り組む姿勢等は良かったけど、UP率はイマイチ。

 

月齢が上がると、DQは上がりにくくなるものなので

5回目は伸び悩んでいるという見方もありますが、

改善の決め手に欠けているような気が最近しています。

 

ちなみに、4回目⇒5回目は、通いの療育を1つ増やして

サプリメントを強化したんですが、

あまり効果があったとは言えない結果になりました。

サプリ高いし、健康保険効かないから、

お金は一番使ったんだけどねー。

 

うーん、むつかしいよねえ。

使うお金と効果が当たり前だけど比例しない。

それとも漢方と療育の組み合わせが最強すぎるのか?

 

さてさて。

小学校入学まであと1年4ヶ月ちょっと。

どうしようかなあ、と考える今日この頃。

 

医師も驚くほど伸びはしたんだけど

色々ともうちょいなんだよなあ。

まあ、目標値に対してだけど。

石の上に3年ならぬ、石の上に10年

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北海道の車窓から。見えるのは雪雲です。

とうとう雪の季節到来です。

 

先日、非常にお世話になっている方と話をする機会がありました。

出会いは約3年前。知人の紹介。

 

当時、息子の発達に心配があると分かり

果たしてどうしたもんかと思っていた私。

そこに彗星のように現れたのが彼女でした。

 

彼女には、当時小学3年生の自閉症お子さんがおり、

そのお子さんは、2歳前にA1判定を受けたそうです。

 

その後、漢方治療と運動療法を中心とした療育を徹底的に行い、

私が会った小学3年生の頃は、普通級と支援級で勉強しており、

今年は中学受験をするべく、今追い込みをしているそうです。

受験する中学校を聞きましたが、なかなかのレベルです。

 

彼女は淡々と話をしていましたが、

聞いていて、頭が下がりました。

 

結果だけ見ると大成功ですが、療育は決して順調ではなく、

初発語が3歳過ぎで、会話が成立したのが6歳過ぎ。

年長でやっと運動会で先生の補助が外れたそうです。

 

小学校入学後も色々大変だったそうですが、

家で地道に療育を続け、小学校3年生でようやく落ち着き

その後ググっと伸びて、今に至るそうです。

 

いやー、ホントすごい。

彼女の話を聞くと、どんな状況になっても

諦めちゃいけないんだなと思います。

 

最近、仕事が忙しいのもあって、

息子の療育に少し疲れてきていたのですが、

彼女の10年の取り組みを聞くと、

たかが3年のひよっこの私が何を言ってるんだ!

という気持ちになりました。

 

先は長いけど、がんばろうっと。

 

 

 

発達障害(自閉症)の治療系のコメント質問について

夏は妙に忙しくて更新が空いてしまいました。

 

発達障害系の記事を書いているせいか、

久々にブログにログインしてみたところ、

コメントで下記のような質問を結構な件数受けていました。

 

・息子さんは治ったんですか?

サプリメントは何がお勧めですか?

・漢方は何がお勧めですか?

 

で、件数が多いので、記事でまとめて回答しちゃことにしました。

それぞれ返答できなくてすみません。m(_ _)m

 

まず、息子は治ったのか?についてですが

というか、うちの場合は「治る」というのは目標にしていない感じです。

 

色々勉強してみて思うに、

人間誰しも発達障害の傾向があり、

 

・生活に支障があるか?ないか?

・治療が必要か?必要ではないか?

 

で、生活に支障があって治療が必要であれば

発達障害」という呼び方をするのだと思います。

 

「足が遅くても障害ではないけど

歩くのに困難があれば障害になる」

というのと似てるのかな。

 

なので、私が息子の療育で目指しているのは

「治る」ではなく、

「日常生活に差支えがなくなり、治療の必要がなくなった」になります。

 

サプリメントについてですが、

「過度な期待しない」「増えすぎないように気をつける」

の2点を前提にすることをお勧めします。

 

多分、色々な方のブログでサプリメントが効くという

記事を読まれて希望を見出されていると思うのですが、

よく読んで欲しいのは、その1年後の状態です。

 

サプリメントを飲む体質に合えば良くなったように感じますが、

1年後にもう1度振り返ると、

「飲まないよりマシ」

という程度の効き目だったと分かることが多いです。 

 

今まで私もで息子様々なサプリメントを試しましたが、

3年目に振り返ると、効き目はせいぜい5%程度です。

本当に効くのは漢方または処方薬です。

 

また、そうしたブログを読んでいると分かると思いますが

サプリの種類がどんどん増えている場合が多いです。

医師の指導があると増え方が少ないですが、それでも増えています。

 

私も体験しましたが、少しでも効いてしまうと欲が出て

「もっと良くなるんじゃないか、もっと良くなるんじゃないか」

と、サプリの種類や量をどんどん増やしてしまうのです。

そして、私の場合は肝機能の数値がスゴイことに・・・。

 

「高品質なサプリなら大丈夫」的な記事も読みますが

当時私が摂取していたのは、アメリカでドクターズサプリとして

有名な高品質・高額サプリメントです。

なので、高品質だからといって大丈夫ということは

多分ないんだろうなと思います。

 

まあ、私のこの失敗により、息子には超慎重になっているので

結果オーライ?かもしれませんが。 

 

それと、焦ってどんどん種類を増やしてしまって

ふと気が付くと凄い種類数になっていて、

どれが効いているのかも分からない・・・

というも、あるあるなのかなと。

 

なので、試すのならば、期待しすぎず、慎重に

少しづつ効くか確かめつつ増やしていくか

国内外の専門医に見てもらうことをお勧めします。

 

で、サプリで何がお勧めかと言われると

専門家ではないので非常に困るのですが、

私と息子の体験から思うに、

 

Lカルノシン

Lアセチルカルニチン

キレートMg

ビタミンD

亜鉛

コリン系

フェルラ酸

ビタミンB群(全メチル化)

マリアアザミ

5HTP 

DHA/EPA

 

あたりは試す価値があるのかな、と思います。

それぞれの大体の効用については下記を参照下さい。

my-daily-happenings.hatenablog.com

 

漢方ですが、基本は

大柴胡湯+抑肝散の大人量です。

(下痢の場合は大柴胡湯去大黄)

 

漢方薬局や普通の漢方医に相談すると

まず大柴胡湯を処方してもらえません。

(証が違うとか、普通大柴胡湯は処方しないと言われる)

替わりに別の漢方を勧められますが、

まずは、大柴胡湯+抑肝散に拘った方が良いと思います。

また、量が子供量だと、本来の効果が実感できません。

大人量、というところがポイントです。

 

なので、お勧めは一度この2つを市販で購入して試し、

合うようなら処方してくれる医師を探せば良いのかなと。

詳しくは下記をご覧ください。

my-daily-happenings.hatenablog.com

 

ちなみに、甘麦大棗湯をベースにする場合もあり、

女の子に効く場合があるそうです。

 

というところです。

ご参考になれば!

 

個人的な知識や経験による記事なので、

試す場合は、医師の指導やご本人の責任でお願いしますね!

 

 

価格が怖いけど、今後に期待!ラパマイシン

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数年前、こんなニュースが流れました。

 

自閉症の主症状である「社会性相互交流障害」が、

mTOR阻害薬の1種の「ラパマイシン」により改善することを、

動物実験により明らかにしたと発表した。」

 

news.mynavi.jp

 

発表当初は「おお!」と思ったくらいで

そこまで大きな関心はなかったのですが、

最近、自分のアスペ傾向が強くなってきてるせいもあり

何か解決する方法が欲しいなあと、思い始め

最終手段っぽい「ラパマイシン」について調べ始めました。

 

ちなみに、ラパマイシンとは免疫抑制剤の1種で

もともとは肝臓移植時の拒否反応抑制なんかに

使われていたようです。(今も使われてますけど)

 

最近は、ガン治療や寿命を延ばすのに効果があるとか

認知症への適用が検討されたり、LAMへの投与が認可されたり。

新たな可能性が広がっている薬みたいです。

 

発達障害自閉症)への作用としては、

mTOR阻害によるオートファジーの活性化による

過剰シナプスの刈り込み正常化⇒症状の改善。

 

ちなみに、現在の研究状況は調べた限りだと下記です。

 

<日本>

・マウスに投与してみた⇒効果出た

・マウスに色々な量を投与してみた⇒副作用が結構出た

・結節性硬化症の自閉症に対する治験を予定

 

<海外>

・結節性硬化症の自閉症に対する治験を実施中

⇒2年間を予定しており、予定通りに進んでいれば、治験自体は昨年終わっているハズ

 

結節性硬化症というのは、

自閉症を伴うことが多い疾患です。

 

実験結果を読んでいると、効果はありそうですが、

副作用の制御とか、投与量とかが難しいようです。

 

LAM治療におけるラパマイシンの副作用を調べると

副作用発生率は約100%(!)で、

ニキビ、口内炎、易感染の他に、結構な高確率で

間質性肺炎というなかなかの副作用が発生しているようです。

もともとLAMの方は肺が弱っているというのもありそうですが

この薬におけるメジャーな副作用のようです。

 

ラパマイシンにおける間質性肺炎

他の免疫抑制剤抗がん剤とは違って

すぐに薬剤の中止が選択されなかったり

ステロイドの効果が出やすいというのはあるようですが

それでも怖いイメージのある副作用です。

 

ちなみに、肝移植の場合はLAMより摂取量が少な目のせいか

間質性肺炎発生率は低め。

そのかわり結構な割合で白血球とかコレステロールなんかに

影響が出ているみたいです。

(↑英文で読んだ情報のため、やや不安定情報)

 

ううむ。

やはり強力な薬には強力な副作用があるものなのね。

 

勇者の集まりである「2ちゃんねる」を調べたところ

過去数人、アスペルガーの大人が

アカンプロセートと合わせて飲んでみたことがあるようで、

「効果は抜群」的なことが書かれていました。

でも、続報がないところを見ると、果たしてその後どうだったのか。

 

副作用は100%で出現し、重い副作が多いけれど

効果はどこのどんな薬よりも確かそう。

 

ううむ。

 

調べれば調べるほど、その効果は魅力的だけど

調べれば調べるほど、その副作用が危険すぎる

魅惑の薬。

 

う~、試してみたいような、怖いような・・・。

でも、スラミンと並んで期待大な薬には間違いなさそう。

 

発達障害への適応が認可されなきゃ話になりませんが

いつか副作用が今の1/100くらいの

Newラパマイシンが発売されて、

発達障害系の疾患に適応されることを祈ります。

 

でも、高そうだな~。

 

ちなみに、薬価。

特許切れのラパマイシンは1,285円/1mg。

副作用を軽減しているらしい新薬のラパマイシンは

13,547円/5mg。

 

1日量は疾患により違いそうだから分からないけど

新薬はやっぱり値が張りますね。

 

 

海外製の発達障害系サプリメントが面白い!

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最近、とある方から「発達障害とかに効くよ~」

と、海外製のサプリメントを勧められました。

 

日本で最近発売をスタートしたサプリメント

海外では、医師が発達障害(特に自閉症)や

認知症の人に勧めたりしているんだとか。

アメリカだとバイオメド治療で使われてる感じでしょうか。

 

へ~。なんか面白そう!

 

ということで、ネットで調べてみました

 

日本のホームページには、

薬事法大丈夫?」というくらい効果がうたってありました。

(主に認知症へのサプリメントらしいのですが、

自閉症ADHDなどの発達障害全般のために

構成を変えたウルトラサプリメントです!みたいな感じ)

 

で、成分を見てみると、

分量までは書いていなかったのですが、

主成分として書いてあったのが下記です。

 

1.PS

2.αーGPC

3.メチルB12、メチルB6

4.ビタミンB1、B3、B5

5.フペルジンA

6.Lカルノシン、Lカルニチン

7.ビタミンD

8.マグネシウム

9.亜鉛

10.TMG

11.5HTP

12.イノシトール

 

なるほどね~。

全方位的な成分をギュッと詰め込んだのね。

アスペルガーとか軽度ほど効く感じがする。

重度だと強弱が必要そうだからちょい微妙かな。

 

(下記は私の独断と偏見による分析です。 )

 

1は認知力改善とかコチゾール対策っぽいですね。

結構色々な論文で認知力改善は証明されています。

私も摂取していたんですが、量が難しい成分という印象です。

大人は100mg~200mgが適量らしいんですが

私は200mgとるとイライラが止まらなくなり、

無駄に多弁になる感じがありました。

 

2はアセチルコリン対策だと思われます。

補酵素の4を入れているのがGOOD。

このままだったら少々弱いので

アメリカあたりだったら、これにピラセタム系が入っているのかもしれません。

DMAEでも良さそうですが、DMAEはてんかんに良くないらしいので

発達障害用と考えると、入れない方が無難なのかな。

 

3、10はメチル化対策ですかね。

あと、量によりますが、メチル葉酸

葉酸欠乏系に効果がありそうです。

 

この葉酸欠乏は発達障害あるあるの症状のようで

欧米なんかの一部では幼少期から積極的に

ロイコボリンを飲ませてるようです。

ちなみに、この薬が合わないと

メチル葉酸の大量投与を行うようです。

下記記事によると、実験で使用した量は2mg/kgだそうですが、

一般的には0.5~10mgくらいらしいです。

 

↓詳しくは下記(英語)

Molecular Psychiatry - Folinic acid improves verbal communication in children with autism and language impairment: a randomized double-blind placebo-controlled trial

 

5は、アリセプトとメマリー代替ってとこでしょうか。

(フペルジンAはトウゲシバという植物由来の成分で

アリセプトとは効果は同等で副作用がないと

評価されているようです。

他、グルタミン酸神経毒に対する効果も若干あるそうです)

 

6は、低緊張に有効そうです。

アメリカのバイオメドなんかだと定番っぽいです。

LカルノシンとLアセチルカルニチン

私も息子も飲んでいます。

感覚的には、姿勢がよく元気に過ごせる感じです。 

アミノ酸はBCAAが優先的に吸収されるらしいので

朝、空腹時に飲料に混ぜて飲んでます。

 

7は、発達障害の人の8割くらいが欠乏しているらしいです。

色々な補酵素として使われるので、

ある意味必須栄養素のように思われます。

8、9も同様ですね。

 

11は、セロトニン対策ですね。

3,8,9で補酵素を補足し、

12で受容体の活性化をしてるあたりが良さげ。

 

 分量が分からないのが残念ですが、

かなり興味深いサプリメントです。

発達障害の原因と言われているものを

全方位でカバーしている感じがなかなか。

 

それと、個人的には鉄が入ってないところが気に入りました。

日本だとかなりの量の鉄を投与したがりますが、

鉄は結構危ないような気がするんですよね。

食事で取れるものは食事で、がやはり基本だと思います。

 

あと、書いていませんが、エビデンスがしっかりしている

ハーブ系も幾つか含まれており、

飲んだら効果を感じる方がいてもおかしくなさそう。

もしかして相乗効果とかも計算してたりするのかな。

 

ただ、お値段が問題で、

1ヶ月あたり約3万円くらい。

 

それだったら、iHerbとかで買い揃えたら

その半額くらいで済みそうですが、

適量を見つけるのが大変なんですよね。

 

そう考えると、買ってしまった方が楽そうですが

このサプリメントの分量が適量とも限らないし・・・。

PSとか5HTPは量が難しいですからね。

 

それに、これまでの経験上、

サプリメントでの改善はせいぜい5%程度。

 

・50%の改善に、月600円(処方漢方薬

・5%の改善に、月30,000円(当サプリ)

 

ってのも、何か疑問なんだよね。

成分が特に特殊って訳でもないしね。

 

うーん。

購入はナシかなあ・・・。

 

でも、いつか試してみたい気もします。

値段、下がらないかな。

または、お試して少し試せるとかね。

 

※写真は、フペルジンAの写真です。

 このサプリメントの名前は伏せます。

 

 

アニメ「頭文字D」は順番がややこしいけどメチャ面白い!な件

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 「頭文字D」(イニシャルD)とは、作者"しげの秀一"が

週間ヤングマガジンで、1995年~2013年まで18年間

掲載していた漫画で、全48巻。

コミック累計約5,000万部。(2014年時点)

走り屋漫画界の金字塔とまで言われた超有名作です。

 

現在、アニマックスで放映しているのですが

あまりの面白さに、毎晩TVに釘付けになっています。

 

アニメ化されたのが20年くらい前(放送開始が1998年)の作品なので、

少々絵やCGの古さが目立ちますが

内容が面白すぎて全く気になりません。

 

 して、どんな話かというと、

天才的な走り屋である豆腐屋の息子・藤原拓海が

地元で有名な走り屋達を、型遅れのTOYOTAの86で

バッサバッサと倒して、どんどん早くなっていく話。

(注意:超テキトーなあらすじです)

 

アニメも映画も入り混じって色々あるので

見る順番に迷いますが、順番のようです。

 

<アニメ本線>

1.頭文字D (全26話)

2.頭文字D Second Stage(全13話)

3.(映画)頭文字D Third Stage - INITIAL D THE MOVIE-

4.頭文字D Fourth Stage(全24話)

5.頭文字D  Fifth Stage(全14話)

6.頭文字D  Final Stage(全4話)

 

<スピンアウト的な感じ>

頭文字D Extra Stage(OVA全2話)

⇒主人公がサユキとマコ

いつ見てもいいけど、1の次あたりに見るといい感じかも。

 

<新劇場版>

新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-」

新劇場版 頭文字D Legend2 -闘走-」

新劇場版 頭文字D Legend3 -夢現-」

 

新劇場版の方は、アニメ「1.頭文字D」26話を

ギュッと圧縮して3本にまとめた感じですね。

トーリーはちょっと忙しい感じですけど、

絵と音は格段凄さがUPし、とても迫力あります。

個人的には、アニメ版の方が好きですけど。

 

ちなみに、86というのはTOYOTAの車で

1972~2000年に発売していた見るからに古い車です。

車には全く詳しくないのですが、見た目だけの印象は

カローラに近いのかな?という感じです。

(冒頭のイラスト参照)

 

で、そんな車に全く興味がない私が

何が面白いかというと、 やっぱりレースの迫力と

魅力的なキャラクター達です。

 

特に、普段はボーっとしてるけど

ハンドルを握ると天才的な走りをする主人公・拓海と

そのライバルでありチームメイトの高橋啓介は特にイイ!

涼介もカッコイイけど、やっぱこの2人かな。

 

完結してしまったアニメって、

最終回が分かってしまうので

面白くないかなと思っていましたが

いやいや、それでもそれぞれのバトルも気になるし

新しいキャラがどんなのが出るか知りたいし、

最終回を知っても、ますますファンになりました。

 

ちなみに、我慢できなくてFinal Stageを見たのですが、

(以下、 ネタバレです)

最終話、不敗神話を持つ藤原拓海は、

走り屋の聖地・神奈川で、自分を同じような背景を持つ

年下の天才ドライバーと対戦。

最後は、愛車86が壊れることと引き換えに

不可思議な動きをしてくれることによって勝利します。

 

「ありがとう!86!さようなら・・・86・・・。」

という感じでしょうか。

 

エンドロールで、啓介と佐藤眞子がレーサーになっていたり

啓介と一緒にプロジェクトDの整備の男の子が

サーキットで一緒に働いていたり、

涼介が新たなドライバーの発掘に方々を視察して回っていたり。

拓海はまだレーサーにはなっていないようでしたが、

今後はなるのかな?

という雰囲気を出しつつ終わりました。

 

良かった~。

めでたしめでたしで終わるんだね。

これで安心して見れる。

 

これからの展開がますます楽しみです!

 

 

漢方治療スタートから2年6ヶ月が経過して徒然

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息子が発達に心配があると分かって

すぐに始めた漢方治療も今月で2年半になりました。

 

発達障害(含自閉症)の漢方治療と言えば

色々な処方があるようですが、うちが採用しているのは

飯田医院の飯田先生「大柴胡湯+抑肝散」を基本とした

漢方治療です。

 

(飯田医院の飯田先生は2年ほど前に

高齢のため病院を閉めてしまわれましたが

自閉症は漢方で良くなる」という本があります。

Amazonで検索すると出てきます。)

 

この2年半。

息子はもちろん、私も漢方やサプリ、

処方薬を飲んでいますが、

漢方治療は最も効果があった治療のように思います。

 

ちなみに、2年半色々やってみて思うのは

「大柴胡湯+抑肝散」は基本で、

この基本を大人量摂取すると過ごやすくはなりましたが

効果で言うと、20%くらい良くなる感じ。

 

発達障害があって短期間に20%良くなるなんてことは

普通に過ごしているとありえないので

開始した当初は「おおおお!」と思うのですが、

数ヶ月経つと、ちょっと物足りなくなってくる。

 

なので、そのへんを先生と相談しながら

色々と試すフェーズに入る訳ですが

今振り返ると重要かも、と思うことは

・「基本+α」の+αをどう見つけるか

・漢方比率

 

うちは、1年半かかって+αを見つけることが出来て、

そこから更にぐっと良くなりました。

イメージとしては、更に20%良くなった感じです。

 

その後、漢方薬の比率を変えることで、

更に10%良くなりました。

 

他、処方薬を飲んでおり、改善度15%くらい。

漢方には及ばないけど、効果はあると思います。

 

ちなみに、サプリメントも取っていますが、

改善度は10%弱くらい。

人によるとは思いますが、

サプリメントは高額な割にはそこまで効果はありません。

本当に「改善」です。

 

うちは、息子の場合は「少しでも改善を」

私の場合は「日常生活を過ごしやすく、副作用なく」

と思い摂っていますが、

過度な期待をすると、ガッカリすることになります。

(ただ、普通に生活していて短期間で10%改善することは

まずないので、初期インパクトはあると思います。)

 

サプリメントについては、

昔、都内の某有名クリニックに通ったこともありましたが

10%弱の改善に費用の90%を使うアンバランスさに

疑問が沸いて来て、今は自分で勉強しています。

 

少しわき道にそれますが、色々な方のブログや

2ちゃんを見てると、

「効くと言われるサプリを全部色々飲んでみる」

的な意見が散見されますが、本人サプリ歴20年、

息子のサプリ歴2年半の経験から思うに、

どの脳内物質が足りないのかは何種類か飲めば

簡単に予想がつくので、まずは予想をつけてから

色々試した方が効率が良いように感じます。

(わき道おわり) 

 

息子にも極度に集中力がない時期もあり、

リスパダールを試したこともありますが、

少量でも恐怖心が強くなりすぎて

効果より副作用が強いと判断して中止に。

漢方治療が副作用がほとんどないので

その強さがとても印象的でした。

 

こんな感じなので、個人的には

どうして漢方治療が世の中にもっと広まらないのか

不思議で仕方ないです。

治験DBや助成金情報なんかを見ても

エビリファイなどの西洋新薬のものは沢山あるけど

漢方はほとんど見当たらない。

まあ、製薬会社が儲からないからなんだろうけど。

 

ただ、最近漢方も見直されてきつつあり、

大柴胡湯や抑肝散などもかなり分析されてきて

炎症抑制効果、グルタミン酸神経毒抑制効果

なんかが証明さているので、発達障害の原因が

そのへんだという話になれば、

治療の選択肢の1つになる可能性が少しだけ出てきたように思います。

(現に抑肝散はあっさり処方してもらえるらしいし)

 

でも、色々改善の方法があったとしても、日本では

発達障害(含自閉症ADHD等)は薬で治らない」

という固定概念が強すぎて、結局広まらない可能性が高い気もしたりして。

 

療育で何とかしようという意気込みは素晴らしいし

療育は超重要だと思います。

でも、砂場の山を作るときみたいに

土台が小さかったら、大きな山は作れない。

作ろうとすればするほど、子供も親も苦しくなる。

 

その辺をなんとかしてくれるのが

漢方だったりサプリだったりすると思うんだけどなあ。

 

2年6ヶ月目の徒然でありました まる

 

 

「ビタミンB6とマグネシウムの大量摂取」は効果があるかやってみた

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発達障害系の調べ物をネットでしていると

必ず出てくる「ビタミンB6とマグネシウムの大量投与」。

 

どんなものかを簡単にまとめると、

 

・アメリカのリムランド博士が発見した

 発達障害自閉症)の治療方法

・博士の息子がこの方法で自閉症を大きく改善した

・1日あたり大人1,000mgを上限にビタミンB6を摂取

 その半分の量のマグネシウムを合わせて摂取

・大体50%くらいの被験者に良い効果が出た

 (発達障害の根幹症状が良くなったとの報告多数)

 

↓詳しくは下記リンク先を参照下さい。

ビタミンB6とマグネシウムの高摂取 - 発達障害って治る?

 

いわゆる、「メガ投与」というやつです。

 

ちなみに、ビタミンB6の1日の摂取推奨量は1~2mg。

日本での摂取上限は60mg。

過剰なビタミンB6は体外に流れ出るとはいえ

1日1,000mgは相当すごい過剰投与です。

 

この療法。

昔から知ってはいたのですが、あまりの過剰投与に

試す勇気がありませんでした。

でも、最近、アスペ傾向が強くなってきたので

思い切って試してみることにしました。

 

以前摂取した経験のある1日200mgからスタートして、

徐々に100mgずつ増やしていきました。

マグネシウムを取り忘れるとハイになるので

ビタミンB6の半分量のマグネシウムを同時に取ります。

1日2~3回、食後に服用。

 

200mg、300mgのときは特に何も起きなかったのですが

400mgあたりから精神的な高揚を感じ始め、

500mgでフラつきや、鮮やかな悪夢を見るように。

 

600mgは多すぎる感じがしたので、

一旦500mgに戻し、それでも多すぎる気がして

400mgに戻したのですが、

何となく情緒が安定しない感じがしたため

2週間くらいで中止せざるえなくなりました。

 

<実験を終えた感想>

 

ちょっと身体にきつかった感じもしたので

もういいかな、という感じです。

たった2週間なのに、ものすごく疲れました。

 

感覚的には5HTPの摂取時に似ている気がしました。

(5HTPも飲みすぎると色が鮮やかな悪夢を見たり

テンションがおかしくなったりする)

 

私の場合はビタミンB6を大量摂取すると

セロトニンが増え過ぎるのかもしれません。

 

・・・と、こんな感じだったので

人にはあまりお勧めできないですが、

もしも、自己責任で試してみよう!と思われるなら

マグネシウムだけは忘れないように気を付けると良いかと。

1回忘れたら、座っていられないくらい多動になりました!

(普段は全く多動ではありません)

 

 

 

発達障害(自閉症)にグルテンフリーや糖質制限は効果があるのか?

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先日、自閉症の息子さんの治療のために

アメリカでバイオメディカル治療を受けた人の

シビアな本音話を聞いたせいか、

ここ数日、これまでになく熱心に

バイオメディカル関係を調べたり勉強したりしています

本業(データ分析・リサーチ等)が仇となり、 

毎夜毎夜文献を渡り歩いて、超寝不足にはなりましたが、

色々と知識はたまりました。

自分の見解も含め、これを覚書として残しておきたいと思います。

 

発達障害自閉症)の原因はいくつかの説があり、

私が調べた範囲内ではありますが、

相互関係等を何も考えずに並べると

下記7つくらいが主かと思われます。

 

1.mTOR暴走

(=オートファジー不足⇒シナプス過剰)

2.グルタミン酸中毒

3.セロトニン不足

4.アセチルコリン不足

5.腸内環境不良

6.自己免疫疾患

7.ミトコンドリア機能不全

8.プリン代謝経路異常 

 

ちなみに、水銀系、葉酸欠乏なんかも有名ですが、

突き詰めれば1~7のいずれかに分類されるような気もするので、

抜きました。(これはまあいずれ)

8はまだ勉強不足。よく分かってません。

スラミンが効くってことは関係するよね、くらいの知識。 

 

個人的には、1と7に注目しています。

この2つ、つながっているような気もするのですが 

上手く書けないため、2つに分けて書きます。

 

自閉症の人間の脳がシナプス過多であるのは有名な話。

なぜシナプス過多かというと、mTORが活性され過ぎているため。

近年、このmTORの暴走が、脳が本来持っている

シナプスの刈り込み(間引き)能力が阻害すことが解明されました。

( シナプスの間引き=オートファジー機能)

 

ちなみに、mTOR暴走を止めれることができたマウスは

自閉症様行動がなくなるそうです。

薬剤でシナプスの「刈り込み」回復、自閉症治療に可能性 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

現時点で人間での実験は行われていないのですが、

別の病気をmTOR阻害剤で治療した重度自閉症の幼児が、

治療をスタートしてから半年でIQ40くらいからIQ70弱まで

一気に上がり、てんかん発作の減少や

自閉症症状の改善が見られたようです。

 

 

(このmTOR阻害剤ラパマイシンは副作用が大きく、

現在別疾患の治療や自閉症マウスで実験は行われていますが、

残念ながら自閉症の治療には使われていません。)

 

ミトコンドリア機能不全については、

現在一般的にも広まってきている考え方のようで

この前、普通の大学で教鞭をとっている有名な

お医者さんの発達関係関係の講演会に行ってきたのですが、

バイオメド反対派のこのお医者さんでさえ

自閉症の原因の有力なものとして

ミトコンドリア機能不全の可能性を指摘していました。

また、葉酸欠乏との関係も深く、

この関係の論文は国内外問わずかなりあります。

 

・・・と、こういった理解が進んでくると、

数ある発達障害治療について考えるところが増えてきます。

 

例えば、食事制限(GFCFや糖質制限など)。

GFCF=グルテンフリー&ガゼインフリー

 

この食事療法、賛否両論あります。

 

色々調べると、個人では「効く」派が多いですが

科学者実験の結果では「GFCFに効果は見られなかった」が多数です。

 

ここからは、色々な論文を読んだ考察になりますが、 

GFCFや糖質制限は、恐らくは上記原因の1(mTOR暴走)の

改善とミトコンドリア機能不全の改善に役に立つと思われます。

 

糖質を摂取すると、mTORが活性化されます。

ガゼイン・グルテンについてもその可能性が指摘されており、

これらを控えれば、mTORが暴走をするのを防げるため、

シナプス過剰を抑えられる、という可能性があります。 

 

ただ、恐らく発達障害の症状が出ている人は

もともとmTORが暴走気味の可能性があるため

あくまで「"更に"暴走させない」効果のように思われます。

 

また、ミトコンドリア機能不全の場合、

ガゼインの摂取⇒葉酸欠乏症の慢性

ということになると思われます。

ただ、機能不全自体はガゼイン摂取をやめただけでは

短期間に有意と言えるほどの改善が見える、

ということはなさそうです。

 

なので、とても長い目で見れば、

成長具合に違いは出るかもしれませんが、

短期間の実験を経た論文で「効果があった」と言うには

程遠いレベルの改善になりそうです。

 

もしも大きな効果があるとするならば

胃腸障害やアレルギー、グルテン不耐性に効果があった、

ということになると思います。

グルテン不耐性については、自閉症様症状が出るらしく

グルテンを除くことができれば相当良くなるらしいですし。

 

(信頼性がある実験で効果があったと言っているものは、

「胃腸障害やアレルギー症状を示す自閉症児童においては

GFCF食事療法は有効である」としてているものもあります。 )

 

ということは、まとめると

 

・食事制限法は、胃腸不良やアレルギー、

 グルテン不耐性、などがある場合は「有効」

 

・胃腸不良やアレルギー等がない場合は

 「効果がないとは言い切れない」が

 効果があった、という実感は多分あまりない

 

 

さて。

 

GFCFと糖質制限

私も息子と数ヶ月試してみました。

 

しかし、大変な割にはほとんど効果は見られず。

多少認知は上がったかもしれない、とは思いましたが

下痢も治らず、食欲不振も改善されず。

多分、アレルギーも胃腸障害もなかったんでしょう。 

 

給食や外食に非常に困っていたこともあり

我が家では「グルテンをなるべく避け、ガゼインを除去する」

という緩いものに切り替えました。

(ガゼイン除去はミトコンドリア機能不全の可能性が濃厚だったのと

グルテンより除去しやすいという理由で除去しました。)

 

・・・と。

うちは大きな効果は見られませんでしたが、

個人的には、GFCFや糖質制限が有効かどうか

試してみる価値はあるように思います。

GFCFは、効果がある人にはありそうですし、

効果が出たら超ラッキーです。

 

世の中には高いお金を出してGFCFが有効かどうか

検査してもらう方法もありますが

どの程度効くかは分からないうえに、結構いい加減です。

(試しましたが、遅延アレルギー検査も正直微妙)

 

確かめるには、少々大変でも私のように、

一度やってみるのが簡単で確実なのかなと思います。

 

資料によると、グルテン・ガゼインフリーの効果は

5週間以内に出るらしいので、まず5週間試してみて、

明らかな変化があれば続ける、そうでなければ

控える程度にする、が良いのではないかと。

 

まあ、多分本当にアレルギーや胃腸不良が原因で

自閉症様症状が出ているのであれば、2週間あたりで

何か変化を感じるとは思いますが。

 

ただし、栄養不足と脱水症状が懸念されるため、

そこは何かで補う工夫は不可欠だと思います。

私も息子も、血液検査で「脱水症状」が出ました。

 

<まとめると>

 

自閉症原因説は色々あるが、個人的には

 mTOR暴走説とミトコンドリア機能不全に

 注目している

 

グルテンフリー、ガゼインフリー、糖質制限

 効果があってもおかしくないし、大きく効果が出る人も

 少数派ではあるが、存在すると思われる

 試す価値はあると思う

 

・食事制限は、お金を使って調べるよりも

 実際に5週間試してみるのがお勧め

 

 

・・・ と、長くなってしまったのでこのへんで。

こんな感じで、調べて思ったことを

ボチボチまとめていこうと思います。

  

発達障害治療のための渡米は蜜の香りがするけれど

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↑写真は、春に行った福岡の神社。

 

先日、自閉症のお子さんの治療のために

アメリカの行った方の家に遊びに行きました。

遊びに行くのも会うのも2年半振りです。

 

ネットで発達障害関係の情報を調べている人であれば

自閉症治療先進国であるアメリカで治療を受けるのは

一種の憧れに近い感覚があるのではないでしょうか。

 

私も渡米に関してはとても興味があったので、

治療を受けたお子さんの成長具合と、

渡米関係の話を聞けるのを楽しみにしていました。

 

が・・・。

聞けたのは、何だかすっごく微妙な話でした。^^;

 

彼女曰く、ですが、

「アメリカでのバイオメディカル治療は、お金がかかるし、

気を遣わなきゃいけない割りに効果がそこまで見えない。」

らしいです。

 

聞いた話によると、1回の渡米(含、準備費用・飛行機・検査・薬代等)で

円ドルルートにもよるけど、大体90万円近くかかるそうです。

加えて、継続費用としてネット上でのコンサル費用、通訳費用、等。

年間50万円~は覚悟した方が良いと。

 

このご家庭では、諸所200万円超かかったそうですが、

お子さんはそこまで良くならなかったらしいです。

 

ステロイド認知症等の処方薬のフル活用、ビタミンB12注射、

カンジタ菌対策など、あらゆる療法もアクティブに試した結果、

最初は「すごく効いた!」とは思ったけれど、思い返してみると

「やや落ち着いた」「言葉が出やすくなった」くらいの改善で

実は大した効果はなかった、と。

 

これはよく分かります。

普通、発達障害の症状が短期間に良くなるなんてことはないので

最初は「おお!」と思うのですが、1年後とか2年後に振り返ると

その効果はせいぜい2,3%くらいの改善だった、なんてことは

私も何度も経験しました。

予想外の副作用でやめるケースもありますしね。

なので、私は人のブログを読むときは、最初の「効いた」は

あまり信じず、数ヵ月後の記事を合わせて読むようにしています。

 

話が反れました。

 

で、効いているか分からず、一時薬を止めてみたのですが、

癇癪が少し増えた、言葉が減った、睡眠時間が少し減った、など、

それくらいの後退でほとんど変わらず、

療育園の先生も薬を止めたことに気が付かなかったらしいです。^^;

 

今は「やらないよりマシ」ということで続けているそうですが、 

正直なところ、「何でやっているか分からなくなってきた」と。

 

確かに、お子さんは2年前に会った時よりはもちろん成長していましたが、

爆発的に成長している感じはありませんでした。

正直に言ってしまうと、「マシにはなった。」という感じ。

 

自閉症にとっては、その「マシ」が大変だったりもしますが、

客観的に見ると、普通の自閉症児の成長の範囲を超えてない感じです。

普通の自閉症児でも、5~6歳って大きく伸びますから。

 

 数年前に渡米して自閉症治療をしたブロガーさん達も

ブログを読む限り、予想の範囲を超える改善はしていない感じがします。 

「渡米」への期待が大きすぎるせいかもしれません。 

 

多分ですが、渡米する方は皆さんは

バイオメド関連で検索すると必ず出てくる

ブロガーさんのお子さんのような改善を期待して

渡米するのだと思います。

 

しかし、現実は厳しく、到底そこまではいかない。

 

まあ、アメリカ行って治療して劇的に改善するんだったら

アメリカに自閉症児がいなくなるし、みんなやってると思し、

 普通に考えたら、渡米してアメリカの治療を受けたところで

そこまで劇的な改善なんて考えが甘いんでしょうけど、

私も含め、「渡米」に夢を見ちゃうんでしょうね。

 

ちなみに、信憑性があるか分かりませんが、

とある統計によると、バイオメドは軽度発達障害の場合

有効な場合が多いそうです。

 

まあ、ブメタニドとかのレポートなんか見てても

軽度には大きく効果を出してるものが多いもんね。

 

でも、軽度だったら日本でも何とかできるだろうし

コスパを考えると???なのかもしれません。

 

うーん、難しいなあ。渡米。

効果はどうあれ、親が自己満足する分には

最良の方法なんだろうけど

私はそこまで自己満を求めてないしな~。

 

ううむ・・・。

 

私はやっぱり、日本でコツコツ地道に頑張ろうっと。

 

 

※ 追記

この記事、自閉症関連ビジネスをされている方々にとって

あまり良い印象ではないようで、何度かコメント頂きました。

面倒なので記事を取り下げることも考えたのですが、

悪いことやデタラメを書いている訳でもないので、

掲載を続けることにしました。

 

コメントを頂くのは大歓迎ですが、

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